YT357R トラクター カーフィルム 遮熱スモークフィルム 【徳島県美馬町 G様】

WEB検索で当店を検索いただき遮熱フィルムの施工ご依頼をご依頼を頂きました。
お隣の美馬町より遠路ご来店いただきありがとうございます。
色々なショップさんやガラス屋さんに施工の依頼をお願いされたとのことですが、ガラスの曲面の曲がり具合や施工前例がなく施工を断られたとのこと。当店でも数々のカーフィルムは施工してきましたが、トラクターのフィルムの施工は経験はなかったのですが、フィルムの性能や今までの経験上、施工可能な感じだったのでご入庫頂きました。
今回施工させて頂く「ヤンマー YT350R」。
トラクターのイメージを一新するスタイリッシュでかっこいいフォルムですが、あのフェラーリやマセラティなどのデザインを手がけたデザイナーの奥山清行氏によりデザインされたトラクターです。このYT3シリーズはグッドデザイン金賞を受賞しており、そのデザイン性も高く評価されています。
余談ですが、私がよく出張で出掛ける東京駅前の八重洲口、バスターミナル東京八重洲の1階にある「YANMAR TOKYO」の吹き抜けロビーに同型車両が展示されています。
それでは早速作業を進めていきましょう↓↓

正面の3枚のガラス以外は全てゴム枠のガラス。
ヒンジやビス止め部分もギリギリまでフィルムを貼らないといけないので脱着が必要です。

両ドアガラスは、1800mm×800mm程度ある大型のガラス。重さも相当重いです。
慎重に取り外しガラス単体にしていきます。

ナット1個分の下でフィルムをカットしないと見えてしまうほど本当にギリギリのカットライン💦
失敗すれば張り直しです。

1枚目完成。
次々と作業を進めていきます。

フロントガラスの施工です。
1枚の真っ平らなフィルムをガラスの形状に合わせて熱を加えて成形していくの「熱成形」という下処理が必要なのですが、ガラスの曲面が強く画像のように上下が大きく余ります。車両のフィルムでもリヤガラスやフロントガラスは曲面になっていますが、ここまで強い曲面はあまりないですね。
この余ってしまった部分に熱を加えて縮めていきます。
分かり易く言えば、ビニール袋を火に近づけると縮んでくしゃくしゃになりますよね。その原理と同じで、余った部分に熱を加えることでフィルムを縮めて収縮させていくイメージです。ただしフィルムには縮む限界があり、ここまで余剰分が出ると限界点ギリギリの作業をしないといけません。熱を入れすぎると溶けてしまい、熱を入れないと縮まない…
シビアな作業ですが……
before↑
after↓

しっかり成形が出来るとこのような感じでガラスに密着します。

内側から貼るとこの感じです。

車内からはこんな感じです。
それでは完成画像です↓↓


イメージが激変しますね。
ガラスが多くを占める運転席なので、遮熱機能付きのフィルムの効果がかなり期待できると思います。
フロント部分へのスモークフィルムの施工は本来NGですが、農作業のみとのことで施工させて頂いております。
透明タイプの遮熱フィルムもございますのでお気軽にお問い合わせください。

これからに時期は特に作業中の暑さや太陽光による眩しさもかなり軽減されると思います。
G様、この度は数あるプロショップの中からファインワークスをお選びいただき誠にありがとうございました。